バルコニーの床に黒ずみ・苔・色あせが目立ってきたとき、
「防水塗装でキレイにすれば大丈夫かな？」と考える方は多いのではないでしょうか。
仙台市は雪・雨・湿気の影響を受けやすく、バルコニー床の劣化が進みやすい地域です。
実は、防水塗装だけで済むケースと、本格的な防水工事が必要なケースがあります。
この記事では、仙台市でバルコニー防水塗装・防水工事を検討中の方に向けて、 施工手順・費用相場・失敗しない判断ポイントを専門業者の視点で分かりやすく解説します。
目次
- バルコニー防水塗装が必要になるタイミング
- バルコニー防水は「塗装」と何が違う？
- バルコニー防水塗装・防水工事の施工手順
- 仙台市でのバルコニー防水塗装・工事の費用相場
- 防水塗装でよくある失敗と注意点
- 洗浄だけで済む？防水工事が必要？見極めポイント
- まとめ｜バルコニー防水は状態判断がすべて
バルコニー防水塗装が必要になるタイミング
次のような症状が見られる場合、バルコニー防水塗装や防水工事を検討するタイミングです。
- 床表面が白っぽく色あせている
- 黒ずみ・苔・カビが目立つ
- 表面が粉っぽくなっている
- 水はけが悪く、乾きにくい
注意したいのは「見た目だけでは判断できない」という点です。
表面がキレイでも、防水層が劣化していると雨漏りにつながる可能性があります。
バルコニー防水は「塗装」と何が違う？
「防水塗装」と「防水工事」は混同されがちですが、役割が異なります。
- 防水塗装（トップコート）：防水層を保護する仕上げ材
- 防水工事：雨水の侵入を防ぐ防水層そのものを施工・再生
つまり、防水塗装は下にある防水層が健全な場合のみ有効です。
防水層が劣化している状態で塗装だけ行うと、数年以内に再劣化・雨漏りが起こることもあります。
バルコニー防水塗装・防水工事の施工手順
ここでは、一般的なバルコニー防水工事の流れを解説します。
① 高圧洗浄
苔・汚れ・劣化した塗膜をしっかり除去します。
この工程を省くと、塗料や防水材の密着不良につながります。
② 下地処理・補修
ひび割れ・浮き・排水口まわりを補修。
下地処理の丁寧さが耐久性を左右します。
③ プライマー塗布
防水材を密着させるための下塗り工程です。
④ 防水材塗布（ウレタン・FRPなど）
バルコニーの状態に応じて、防水層を形成します。
⑤ トップコート仕上げ
紫外線や摩耗から防水層を守る仕上げ塗装です。
⑥ 乾燥・養生
完全乾燥まで数日かかる場合があります。
この期間中は立ち入りを制限します。
仙台市でのバルコニー防水塗装・工事の費用相場
仙台市での費用目安は以下の通りです。
- トップコートのみ：約3〜8万円
- ウレタン防水：約8〜15万円
- FRP防水：約10〜20万円
※広さ・劣化状況・足場の有無によって変動します。
「数万円で済むケース」と「済まないケース」が明確に分かれるため、現地調査が重要です。
👇現地調査の重要性についてはこちらの記事をご覧ください。
現地調査の重要性について
防水塗装でよくある失敗と注意点
- 安さ重視で防水層を確認しない
- 乾燥不足のまま使用してしまう
- 排水口まわりを処理しない
- 保証がない工事
「とりあえず塗るだけ」は危険です。
洗浄だけで済む？防水工事が必要？見極めポイント
- 表面だけの汚れ → 洗浄・簡易塗装で対応可
- ひび割れ・膨れ → 防水工事が必要
- 雨漏り経験あり → 早急な防水工事
迷った場合は専門業者の無料点検をおすすめします。
👇バルコニーの床にコケやカビが繫殖してしまう理由についてはこちらの記事をご覧ください。
バルコニー床にコケやカビが発生する原因とは？
まとめ｜バルコニー防水は状態判断がすべて
バルコニー防水は、見た目だけで判断すると失敗しやすい工事です。
仙台市の気候では、早めの点検・適切な工事が結果的に費用を抑えることにつながります。
👇バルコニー床からの雨漏り修繕事例👇
柴田郡柴田町バルコニー床雨漏り修繕工事
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