仙台市で基礎の剥がれ・欠けが起こる原因とは?補修方法と費用相場を専門業者が徹底解説

基礎コンクリートの表面が剥がれて欠けている状態をイメージした写真

「基礎の表面がボロボロ取れてきた…」
「コンクリートが欠けて穴のようにえぐれている」
「これって危険?補修が必要?」

仙台市では、冬の凍結や雨水浸透により、基礎コンクリートの剥がれ・欠けの相談が急増しています。 基礎は住宅を支える最も重要な部分のため、小さな剥がれでも放置すると劣化が進行し、構造的な問題につながるケースもあります。

この記事では、基礎の剥がれや欠けが起こる原因、危険度の判断基準、補修方法、仙台市での費用相場、再発防止のポイントを専門業者としてわかりやすく解説します。

目次

基礎が剥がれ・欠ける原因

基礎の剥離や欠けは、以下のような複合要因で発生します。 仙台市では凍害(とうがい)が大きく関係します。

① 凍害(凍結 → 融解の繰り返し)

基礎内部の水分が凍ると膨張し、コンクリート表面を押し出すように剥がれます。 仙台の冬はこの現象が頻発するため、最も多い原因です。

② コンクリートの中性化

空気中の二酸化炭素によりコンクリートが中性化し、強度が低下。 少しの衝撃でも欠けやすくなります。

③ 表面モルタルの施工不良

基礎表面を薄く仕上げる「化粧モルタル」が、 密着不良・乾燥不足・練りすぎなどで剥がれやすくなることがあります。

④ 雨水の浸透による劣化

シーリング切れや水切り金具の劣化により水が基礎側へ回り、 内部の強度が落ちて剥離や欠けが起こります。

雨樋の一部が割れて穴があいている状態。排水時に雨水が漏れ出している。
雨樋の底部が割れており、雨水が樋から直接漏れ出す状態になっています。交換が必要な典型的な破損例です。

⑤ 鉄筋のサビ(爆裂現象)

基礎内部の鉄筋がサビると膨張し、 コンクリートを外側へ押し出して剥離が発生します。

⑥ 打設時の施工不良(ジャンカ・空洞)

打設時の締固め不足による空洞(ジャンカ)があると、 そこから剥離が広がるケースがあります。

危険度の判断ポイント

① 表面だけポロポロ落ちる → 軽度

表面の化粧モルタルの剥離であることが多く、補修で対応可能。

② 深いところまで欠けている → 中度〜重度

基礎本体が劣化している可能性が高く、早めの補修が必要。

③ 鉄筋が見えている → 危険サイン

サビの膨張で基礎が破壊されている状態。 至急補修が必要です。

④ 角部分の欠け → 注意が必要

角は負荷がかかりやすく、劣化が進むと崩落のリスクがあります。

⑤ ひび割れと併発している → 構造劣化の可能性

不同沈下・凍害の可能性が高いため点検が必須です。

仙台市で基礎の剥離・欠けが増える理由(気候・凍害・立地)

仙台市の基礎トラブルは全国平均より多く、 その最大の理由が気候と地盤環境にあります。

① 冬の「凍結 → 融解」の繰り返し

基礎の内部に水が少しでも残っていると、 凍るたびに膨張 → 融けて収縮を繰り返し、 コンクリートが押し広げられて剥がれる(凍害)が発生します。

② 海風・湿気の多い地域がある

仙台の沿岸部は湿気が多く、 基礎内部への水分侵入 → 劣化が進行しやすい傾向があります。

③ 地盤の弱いエリアが多い

造成地や軟弱地盤の地域では、 不同沈下(家が片側に沈む現象)が起きやすく、 基礎に負荷がかかり剥離が進みます。

④ 雨水の吹き付け量が多い

強風で雨が横から叩きつける仙台の気候は、 基礎を乾燥させにくく、 水分の吸収 → 劣化の進行を招きます。

基礎の剥がれ・欠けの補修方法と費用相場

基礎の状態に応じて補修方法は異なります。 ここでは「軽度〜中度」のケースを先に解説します。

① 表面の化粧モルタルの剥離(軽度)

・弱くなった表面をケレンで除去 ・下地に密着材(プライマー)を塗布 ・新たに化粧モルタルを薄く塗り直す

費用相場:8,000〜20,000円

② 基礎表面の欠けが深い場合(中度)

・欠損部分をはつり取り深部まで除去 ・ポリマーセメントモルタルで成形 ・仕上げで平滑に補修

費用相場:15,000〜40,000円

③ 表面に微細なひび割れを伴うケース(併発)

・ひび内部へ樹脂注入 ・剥離部分を補修 ・モルタルで仕上げ

費用相場:10,000〜35,000円

住宅の基礎コンクリートに発生したひび割れをイメージした写真
基礎のひび割れは種類によって危険度が異なり、早めの点検が重要です。

④ 鉄筋が見えている・サビ汁が出ている(爆裂現象)

鉄筋がサビて膨張し、コンクリートを内側から押し割って剥がす現象を「爆裂」といいます。 この状態は基礎の強度低下が進んでいる危険サインです。

  • 劣化部をはつり、サビた鉄筋を露出させる
  • 鉄筋のサビ落とし・防錆処理
  • 断面修復モルタルで復旧
  • 仕上げに保護塗装を行うことも

費用相場:30,000〜80,000円

⑤ 欠けが広範囲・基礎本体まで劣化(断面修復+保護)

凍害や雨水浸透で基礎全体の表層が弱っている場合は、 広い範囲を断面修復補修で強度回復させます。

  • 脆弱部を除去して健全部まで整える
  • ポリマーセメント・樹脂モルタルで断面修復
  • 必要に応じて基礎保護塗装で再発を抑制

費用相場:80,000〜200,000円

仙台市太白区S様邸 基礎塗装工事 上塗り1回目|ウールローラーで均一に塗布
ウールローラーを使用し、基礎専用塗料を均一に塗布しました。

基礎塗装の施工事例はこちら

⑥ 不同沈下が疑われる場合(最も危険)

基礎の剥がれと同時に、ドアの開閉不良・床の傾き・外壁の斜めひびがある場合は、 不同沈下が原因の可能性があります。

  • 地盤調査(沈下の有無・原因確認)
  • 薬液注入・鋼管杭などの地盤補強

費用相場:300,000〜1,200,000円(症状で変動)

再発防止のポイント

基礎の剥がれ・欠けは「水分を入れない」「凍らせない」ことが最重要です。

① 基礎へ雨水が回り込む原因を止める

  • 外壁のひび割れ補修
  • シーリング(コーキング)の打ち替え
  • 水切り金具の交換・補修

② 排水・水はけを改善する

基礎周辺に水が溜まると凍害が起きやすくなります。 雨どいの正常排水・地面の勾配調整が有効です。

③ 劣化サインを早期発見する

小さな欠けのうちに補修すれば、費用は最小限で済みます。 年1回の外周チェックがおすすめです。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 基礎の表面だけ剥がれているなら放置しても大丈夫?

軽度でも放置すると凍害で広がります。 仙台市では早めの補修が安心です。

Q2. 欠けが広がるスピードはどれくらい?

水分が入り凍結を繰り返すと、1〜2冬で一気に広がることがあります。

Q3. DIYでモルタル補修してもいい?

表面だけ埋めても内部に水が残れば再発します。 また密着不良で剥離するケースが多く、基本的におすすめできません。

Q4. 鉄筋が見えていたらどうすればいい?

爆裂現象の可能性が高く、至急点検・防錆処理が必要です。

Q5. 点検だけでもお願いできますか?

はい、kntリフォームは基礎・外壁の無料点検を行っています。

無料相談・お問い合わせ

基礎の剥がれ・欠けは、凍害や雨水侵入の「初期サイン」です。 放置すると基礎本体の劣化や鉄筋爆裂につながり、補修費用が大きくなります。 気になる症状があれば、早めに点検をご依頼ください。

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まとめ
基礎の剥がれ・欠けは、凍害・雨水浸透・施工不良・鉄筋のサビなどが原因で起こります。 仙台市では凍結による劣化が進みやすいため、早期点検と適切な補修が重要です。 小さな剥離の段階で補修すれば、費用も最小限に抑えられます。