近年、外壁材として採用されることが増えている金属サイディング。
「金属=サビるのでは?」と思われがちですが、実際には
一般的な外壁材よりも耐久性が高い
と言われることが多い外壁材です。
では、なぜ金属サイディングは「長持ちする」と言われるのでしょうか。
目次
ガルバリウム鋼板が使われている
現在主流となっている金属サイディングの多くは、
ガルバリウム鋼板
という素材で作られています。
ガルバリウム鋼板は、
- アルミニウム
- 亜鉛
- シリコン
を組み合わせた合金で、
サビにくく、耐久性が高い
という特徴があります。
従来のトタン外壁と比べると、 耐食性は大きく向上しています。
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メリット・デメリット・費用相場
窯業系サイディングとの構造の違い
金属サイディングが長持ちしやすい理由は、 素材だけでなく構造にもあります。
一般的な窯業系サイディングは、
- 表面の塗膜が防水の要
- 塗膜が劣化すると水を吸いやすい
という特徴があります。
一方、金属サイディングは、
- 外壁材自体が水を吸わない
- 多少塗膜が劣化しても急激に傷まない
という点が大きな違いです。
そのため、
「見た目が少し劣化していても、すぐに致命的な状態になりにくい」
という特性があります。

👇窯業系サイディングについて👇
窯業系サイディングとは?
「ノーメンテナンス」という誤解に注意
ここで注意したいのが、
金属サイディング=メンテナンス不要
という誤解です。
確かに金属サイディングは耐久性が高いですが、
- 塗膜の劣化
- 継ぎ目や役物まわりのサビ
- ビス・釘部分からの劣化
といった症状は、年月とともに確実に進行します。
特に仙台市のように、
雪・凍結・湿気の影響を受けやすい地域
では、想定より早く劣化が進むケースも少なくありません。

👉長持ちする金属でも点検は重要です。
外装リフォームを急ぐべき症状・まだ様子見でいい症状の見分け方
仙台市で実際によく見られる金属サイディングの劣化サイン
について、具体的に解説していきます。
仙台市で多い金属サイディングの劣化サイン
金属サイディングは耐久性が高い外壁材ですが、
劣化がまったく起きないわけではありません。
特に仙台市のように、
雪・凍結・湿気・寒暖差の影響を受けやすい地域
では、金属特有の劣化症状が徐々に現れてきます。
ここでは、現地調査でよく見られる代表的な劣化サインを紹介します。
👇現地調査に重要な7項目👇
仙台市でリフォーム前に必ずやるべき現地調査7項目
① 色あせ・艶の消失
金属サイディングで最初に現れやすいのが、
表面の色あせや艶の消失
です。
これは外壁材そのものの劣化というより、
- 紫外線
- 雨・雪
- 気温差
によって、塗膜が徐々に傷んでいる状態を示しています。
この段階では、
防水性能はまだ大きく低下していないケースも多い
ですが、放置すると次の劣化へ進行します。
② 継ぎ目・端部に出やすいサビ
金属サイディングで特に注意したいのが、
継ぎ目や端部に発生するサビ
です。
金属サイディング本体はサビにくくても、
- カット面
- 加工部分
- 役物(水切り・見切り)まわり
からサビが発生することがあります。
初期段階では点状のサビが多く、
一見すると大きな問題がなさそうに見える
ため、見逃されやすいのが特徴です。
しかし、この状態を放置すると、
サビが広がり、穴あきや腐食につながる
可能性があります。
③ ビス・釘まわりの浮きや劣化
金属サイディングは、
ビスや釘で固定されている外壁材
です。
そのため、経年劣化や温度変化によって、
- ビスが浮く
- 固定部まわりの塗膜が割れる
といった症状が起こることがあります。
特に仙台市では、
冬場の凍結と解凍を繰り返す環境
が影響し、劣化が進みやすい傾向があります。
この症状が進行すると、
外壁内部へ水が入りやすくなる
ため、注意が必要です。

④ 冬に進行しやすい見えない劣化
金属サイディングの劣化で厄介なのが、
見た目では分かりにくい内部劣化
です。
外から見るときれいでも、
- 内部で結露が起きている
- 下地に影響が出始めている
といったケースもあります。
特に、
「金属だから大丈夫」と長年点検をしていない家
ほど、発見が遅れる傾向があります。
次の章では、
これらの劣化が見られた場合に、塗装で済むのか、それとも張り替えが必要なのか
その判断タイミングについて詳しく解説します。
塗装で済む?張り替え?判断タイミングの目安
金属サイディングの外壁で劣化が見られた場合、
「塗装で対応できるのか」「張り替えやカバー工法が必要なのか」
の判断が重要になります。
ここでは、現地調査でよく使う判断の目安を紹介します。
👇現地調査の重要性について👇
kntリフォームが現地調査を重視する理由
塗装で対応できるケース
- 色あせ・艶消失が主な症状
- サビが点状・初期段階で広がっていない
- 板金の浮きや歪みが見られない
- 築15〜20年前後で、下地に問題がない
このような場合は、
適切な下地処理を行ったうえでの塗装
によって、外壁の保護性能を回復できる可能性があります。
ただし、金属サイディングの塗装では、
- サビ止め処理
- 塗料の密着性
が仕上がりと耐久性を大きく左右します。
塗装工事の判断については、こちらの記事も参考になります。
仙台市で外装リフォームを急ぐべき症状・まだ様子見でいい症状の見分け方
張り替え・カバー工法を検討すべきケース
- サビが広範囲に広がっている
- 穴あき・腐食が見られる
- 外壁内部への影響が疑われる
- 下地材の劣化が進行している
このような場合は、
塗装だけでは根本的な解決にならない
可能性があります。
無理に塗装を行っても、
数年で再劣化するリスク
が高くなるため注意が必要です。
状態によっては、
- 金属サイディングの張り替え
- 外壁カバー工法
を検討した方が、長期的には安心なケースもあります。
まとめ|金属サイディングは「早めの判断」が長持ちのカギ
金属サイディングは、
耐久性が高く、長持ちしやすい外壁材
であることは間違いありません。
しかし、
ノーメンテナンスで永遠に使える外壁ではない
という点も重要です。
特に仙台市のような気候では、
- 見た目はきれいでも内部で劣化が進行している
- 気づいたときには塗装では対応できない
というケースも少なくありません。
だからこそ、
「まだ大丈夫そう」に見える段階での点検と判断
が、結果的に外壁を長持ちさせることにつながります。
仙台市で金属サイディングの外壁に不安を感じている方へ
「金属サイディングだから大丈夫だと思っていた」
「塗装で済むのか、張り替えが必要なのか分からない」
金属サイディングの判断は、 見た目だけでは分かりにくいのが特徴です。
当社では、現地で状態を確認し、
- 今すぐ工事が必要か
- まだ様子を見ても問題ないか
- 塗装・張り替え、どちらが適しているか
を分かりやすくお伝えしています。

