仙台市で基礎のひび割れは危険?ヘアクラックと構造クラックの違いと補修費用を徹底解説

住宅の基礎コンクリートに発生したひび割れをイメージした写真

「基礎に細いひびが入っている…」 「ひび割れが前より広がってきた気がする」 「このひび、放置して大丈夫?」

仙台市では、冬の凍結や地盤の動きにより、基礎コンクリートのひび割れが増える傾向があります。 しかし、基礎のひび割れには問題のないヘアクラックと、構造に影響する危険なクラックがあり、見極めが非常に重要です。

この記事では、基礎ひび割れの種類・原因・危険度の判断基準・補修方法・費用相場まで、仙台市の気候に合わせて詳しく解説します。

目次

基礎ひび割れの種類(ヘアクラックと構造クラック)

基礎のひび割れは、大きく2種類に分類されます。

① ヘアクラック(幅0.3mm以下)

・髪の毛ほどの細いひび ・新築数年以内にも自然に発生する ・乾燥収縮が原因
基本的に深刻な問題はないケースが多いですが、経過観察は必要です。

② 構造クラック(幅0.3mm以上・深いひび)

・指先で触ると段差を感じる ・深さがあり、内部に水が入り込む ・地盤沈下や構造的ストレスが原因
放置すると不同沈下・雨水侵入・基礎劣化につながる危険なひび割れです。

基礎ひび割れが起きる原因

基礎にひびが入る背景には、以下のような複合的な要因があります。

① コンクリートの乾燥収縮(最も一般的)

新築〜築5年ほどで起こる自然現象。 細いヘアクラックの場合は問題にならないことが多いです。

② 地盤沈下・不同沈下

仙台市の一部地域は地盤が弱いため、 基礎に強いストレスがかかり、構造クラックが発生するケースがあります。

③ 地震による揺れ

宮城県は地震の多い地域のため、 基礎に負荷がかかり、ひびが進行することがあります。

④ 凍結による膨張(仙台で急増)

冬に基礎内の水分が凍ると膨張し、 外側に向かって基礎を押し広げる力が発生します。

⑤ 水はけの悪さ・雨水の当たりすぎ

雨が当たり続ける場所や水切り不良部では、基礎が劣化しやすくなります。

住宅の基礎コンクリートに発生したひび割れをイメージした写真
基礎のひび割れは種類によって危険度が異なり、早めの点検が重要です。

仙台市で基礎ひび割れが増える理由(気候・地盤)

仙台市では、全国平均と比べて基礎ひび割れの相談が多い傾向があります。 その理由は、地域特有の気候・地盤・冬の凍結などが大きく関わっています。

① 冬の凍結 → 融解の繰り返し

仙台の冬は「凍ったり溶けたり」を繰り返すため、 基礎内に水分があると膨張 → 収縮を繰り返し、ひびが広がる原因になります。
凍結膨張は基礎ひび割れの最大要因です。

② 地盤が弱いエリアが多い

仙台市は「埋立地・軟弱地盤・造成地」が多く、 不同沈下が起きやすい地域です。
特に若林区・宮城野区・太白区の一部では、 地盤沈下による構造クラックが増えています。

③ 地震の多い地域

宮城県は地震の発生が多い地域で、 揺れによりコンクリートに負担がかかり、 時間をかけてひびが成長することがあります。

④ 雨の吹きつけが多い

沿岸部からの強風により、雨が一方向から叩きつけられるように当たり、 基礎表面が劣化しやすい環境にあります。

危険度の判断方法(幅・深さ・方向)

基礎ひび割れは幅・深さ・方向を見れば、ある程度危険度を判断できます。

① 幅0.3mm未満 → ヘアクラック(危険性:低)

  • 髪の毛ほどの細い線状
  • コンクリートの乾燥収縮が原因
  • 雨水侵入のリスクは低い

② 幅0.3mm以上 → 構造クラック(危険性:中〜高)

  • 指で触ると段差がある
  • 水が浸透しやすく、凍結で悪化
  • 不同沈下につながる可能性あり

③ 斜め(45°)のひび → 危険性:高

地震・不同沈下の典型的な症状。 早急に点検が必要です。

④ 水平のひび → 危険性:高

基礎内部の鉄筋に負荷がかかっている可能性があります。

⑤ 基礎の角・窓下・玄関まわりのひび → 要注意

家の荷重が集中する箇所でのひびは、悪化しやすい傾向があります。

補修方法と費用相場

基礎ひび割れは、ひびの種類に合わせて補修方法が変わります。 ここでは前半として「軽度〜中度」の補修を解説します。

① ヘアクラック補修(幅0.3mm未満)

  • コンクリート専用シーラーを浸透させる
  • 表面の保護塗装を行うことも可能

費用相場:5,000〜15,000円

② 幅0.3mm以上のひび補修(構造クラック初期)

  • ひび内部に高圧樹脂注入
  • 内部の空洞を埋めて強度を確保

費用相場:15,000〜35,000円

③ 表面が欠けている場合(モルタル補修)

  • 欠損部分を除去
  • 樹脂モルタルで再形成

費用相場:10,000〜30,000円

④ ひび割れが深く、内部まで到達している場合(重度)

  • 深部までエポキシ樹脂を注入して固定
  • 必要に応じて外側から増し打ち補修
  • 仕上げで表面を平滑に整える

費用相場:30,000〜70,000円

⑤ 広範囲のひび割れ・強度低下(炭素繊維シート補強)

  • 基礎表面を研磨し、劣化部分を除去
  • 炭素繊維シートを貼り付け補強
  • 強度が大幅に回復し、再発防止にも効果

費用相場:80,000〜180,000円

⑥ 不同沈下の疑いがある場合(最も危険)

基礎だけでなく建物全体が沈む「不同沈下」が疑われる場合、 以下のような補強を行います。

  • 地盤調査
  • 薬液注入による地盤改良
  • 鋼管杭による沈下修正

費用相場:300,000〜1,200,000円(症状により大きく変動)

不同沈下は放置すると 家が傾く・ドアの開閉不良・床のゆがみ などの重大トラブルに発展するため、早期点検が必須です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 基礎のひび割れは放置しても大丈夫?

構造クラックは絶対に放置NG。
ヘアクラックでも経過観察が必要です。

Q2. ひび割れ補修はDIYでもできますか?

表面を埋めるだけのDIYは再発の原因。 内部まで補修できるのは専門業者のみです。

Q3. どれくらいの幅なら危険?

0.3mm以上は構造クラックの可能性が高いため、点検推奨です。 名刺がスッと入る場合は危険です。

Q4. 基礎ごと交換することはありますか?

住宅の基礎は交換不可能です。 補強・樹脂注入・炭素繊維補強などで修繕します。

Q5. 点検だけでも来てもらえますか?

はい、kntリフォームは点検無料です。 ひびの種類や危険度を診断し、最適な補修方法をご提案します。

無料相談・お問い合わせ

基礎のひび割れは、早めの点検が一番の節約です。 放置すると構造劣化・雨水侵入・不同沈下へ進行し、工事費用が膨らみます。

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