屋根の点検時や、ふと屋根を見上げたときに
「釘が少し飛び出している気がする」
「前は見えなかった釘が浮いている」
と感じたことはありませんか?
この屋根の釘浮きは、仙台市でも非常に多い劣化症状のひとつです。
小さな異変に見えますが、放置すると雨漏りや板金飛散につながる危険なサインでもあります。
この記事では、屋根工事の専門業者としての視点から、
屋根の釘が浮く原因・放置リスク・正しい補修方法・費用相場までを分かりやすく解説します。
目次
- 屋根の釘が浮くとはどんな状態?
- 屋根の釘が浮く主な原因
- 釘浮きを放置すると起こるトラブル
- 屋根の釘浮きは自分で直せる?
- 正しい補修方法と工事内容
- 補修費用の目安(仙台市)
- 点検・補修を依頼すべきタイミング
屋根の釘が浮くとはどんな状態?
屋根の釘浮きとは、
棟板金や金属部材を固定している釘が、下地から抜け上がってくる状態を指します。
特に浮きやすいのは、
- 棟板金を固定している釘
- 屋根板金の継ぎ目部分
- 築10年以上経過した住宅
釘が浮く=その部分に隙間ができるため、雨水が侵入しやすくなります。

屋根の釘が浮く主な原因
① 木下地(貫板・野地板)の経年劣化
釘は下地の木材に固定されています。
経年により木材が乾燥・収縮すると、釘を保持する力が弱まり浮きが発生します。
② 気温差による膨張・収縮
仙台市は寒暖差が大きく、金属部材が膨張・収縮を繰り返します。
この動きが釘を押し出す原因になります。
③ 施工時の固定不良
釘の打ち込み不足や斜め打ちは、数年後に浮きやすくなります。
④ 強風・台風・積雪の影響
屋根は常に外力を受けています。
特に棟部分は揺れやすく、釘が緩みやすい箇所です。
釘浮きを放置すると起こるトラブル
- 釘穴から雨水が侵入し雨漏りが発生
- 棟板金が浮き、強風で飛散する危険
- 下地が腐食し補修費用が高額になる
実際に、
仙台市で多い雨漏りの原因 の中でも、釘浮きや板金の緩みが関係しているケースは少なくありません。
また、釘浮きは屋根全体の劣化サインでもあります。
詳しい点検内容については、
屋根点検でチェックされるポイント も参考になります。

屋根の釘浮きは自分で直せる?
結論として、DIYでの補修はおすすめできません。
- 高所作業による転落リスク
- 釘を打ち直しても再発しやすい
- 原因を解決しないと根本改善にならない
実際に、
「屋根が浮いていると言われた…」という相談 の多くが、釘浮きから始まっています。
正しい補修方法と工事内容
屋根の釘浮き補修では、
- 浮いた釘の撤去
- ビス(ねじ)での再固定
- 防水処理(シーリング)
を行います。
劣化が進んでいる場合は、棟板金の交換が必要になることもあります。
棟板金工事については、
棟板金交換の費用と注意点 の記事で詳しく解説しています。

補修費用の目安(仙台市)
- 部分的な釘補修:1〜5万円前後
- 棟板金交換:8〜20万円前後
※屋根の形状・勾配・劣化状況により変動します。
点検・補修を依頼すべきタイミング
- 屋根に釘が見えている
- 強風時に屋根から音がする
- 築10年以上経過している
小さな補修で済むうちに対応することが、結果的に費用を抑えるポイントです。
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