- 施工内容破風板(パラペット)塗装工事
- 金額【パラペット塗装工事38.1㎡】17万円(税込)~ / 【板金補修工事4箇所】2.4万円~
- 使用材料錆止め材 / 塩ビゾルウレタンプライマー / クリーンマイルドシリコン 色:SR-423
- 工期7日間
目次
施工概要
- 施工場所:宮城県仙台市青葉区
- 工事内容:破風(パラペット)塗装・板金補修工事
- 主な劣化症状:サビの進行・穴あき・塗膜の剥がれ
今回は仙台市青葉区にて、破風(パラペット)の塗装工事を行いました。 破風は雨風や紫外線の影響を強く受ける部位のため、塗膜が劣化するとサビが発生しやすく、放置すると穴あきや雨水侵入につながります。
施工前の状態
① サビが広がっている状態
破風全体にサビが広がり、塗膜の防水性能が低下している状態でした。

② サビが進行し穴あきが発生
一部ではサビの進行により金属が腐食し、穴あきが確認されました。 この状態を放置すると、内部への雨水侵入や下地の劣化を招く恐れがあります。

板金補修工事
③ 板金補修(コーキング処理)
腐食箇所の補修にあたり、まずは防水性を確保するためのコーキング処理を行いました。

④ ガルバリウム鋼板による板金補修
耐久性・耐食性に優れたガルバリウム鋼板を使用し、破風の板金補修を実施しました。 これにより、再びサビが発生するリスクを抑え、長期的な耐久性を確保します。

塗装工程の詳細
⑤ ケレン作業(下地処理)
浮いている旧塗膜やサビを丁寧に除去し、塗料の密着性を高めます。

⑥ 高圧洗浄
高圧洗浄により汚れや粉化した塗膜を洗い流し、塗装面を清潔な状態に整えました。

⑦ 錆止め作業(部分タッチアップ)
今回は塩ビ被膜鋼板のため、全面塗布ではなくサビが発生している箇所のみ、部分的に錆止めを施しました。

⑧ 塩ビプライマー塗布
日本ペイントの「塩ビゾルウレタンプライマー」を使用し、塩ビ被膜鋼板に適した下塗り処理を行いました。

塩ビ被膜鋼板とは
破風(パラペット)に使用されている塩ビ被膜鋼板とは、鋼板の表面に塩化ビニル(PVC)樹脂の被膜を施した金属素材です。 防水性や耐候性に優れている一方で、通常の金属とは性質が異なり、塗料が密着しにくいという特徴があります。
塩ビプライマーを使用しない場合のリスク
塩ビ被膜鋼板に対して、専用の下塗り材(プライマー)を使用せずに塗装を行うと、以下のような不具合が起こる可能性があります。
- 塗料が密着せず、短期間で塗膜が剥がれる
- 一見きれいに仕上がっても、数年以内に浮き・膨れ・剥離が発生する
- 塗膜の下に水が回り込み、内部でサビが再発する
特に破風(パラペット)は雨水がかかりやすい部位のため、下地と塗料の密着不良は再劣化や雨水侵入の原因になります。
今回の施工で行った適切な下地処理
塩ビ被膜鋼板の特性を考慮し、日本ペイントの塩ビゾルウレタンプライマーを使用しました。 この専用プライマーを塗布することで、塩ビ被膜と上塗り塗料の密着性を高め、剥がれにくく長持ちする塗膜を形成します。
また、サビが発生している箇所については、全面ではなく必要な部分のみ錆止めのタッチアップを行い、素材に適した工程で施工しています。
⑨ 中塗り作業
塗膜に十分な厚みを持たせるため、中塗りを行います。

⑩ 上塗り作業
仕上げの上塗りを行い、耐久性と美観を兼ね備えた仕上がりに整えました。

施工完了・ビフォーアフター
⑪ 施工完了
サビや補修跡も目立たず、破風(パラペット)が美しく仕上がりました。

⑫ ビフォーアフター
施工前はサビや穴あきが見られましたが、板金補修と適切な塗装により、防水性・耐久性・見た目すべてが改善されています。

今回の工事のポイント
- サビ・穴あきを放置せず、板金補修を行った上で塗装
- ガルバリウム鋼板を使用し耐久性を向上
- 塩ビ被膜鋼板に適した下地処理・専用プライマーを採用
- 将来的な雨漏り・再劣化リスクを軽減
お問い合わせ
破風(パラペット)のサビ・剥がれ・穴あきは、早めの補修が重要です。 仙台市・名取市周辺で外装リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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- 施工内容破風板(パラペット)塗装工事
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- 使用材料錆止め材 / 塩ビゾルウレタンプライマー / クリーンマイルドシリコン 色:SR-423
- 工期7日間

