名取市で目透かし天井張り替え工事｜雨漏りで剥がれた天井を補修・復旧しました

投稿日 2025年11月10日
著者木下智輝

施工内容目透かし天井張替え工事（6畳）
金額13.5万円（税込）～
使用材料南海プライウッド　目透かし天井　中里
工期1日

名取市にお住まいのお客様より、「雨漏りが原因で天井が剥がれてきたので張り替えたい」とのご相談をいただきました。

以前に屋根カバー工事をご依頼いただいたリピーター様で、再度お声がけいただき大変嬉しいご依頼となりました。

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今回のご依頼内容

場所：名取市
工事内容：目透かし天井張り替え
ご依頼理由：雨漏りにより天井が剥がれたため
工事期間：1日

和室によく使用される「目透かし天井」は、板と板の間に溝がある木質天井材で、湿気や雨漏りの影響を受けると反りや剥がれが起こりやすい素材です。

施工前の状況

天井材が雨水を吸ってしまい、シミや剥がれが発生していました。放置すると落下の危険性もある状態でした。

名取市で雨漏りにより剥がれた目透かし天井の施工前の状態 — 雨漏りの影響で天井材が剥がれてしまった施工前の状態です。放置すると落下の危険もあります。

▲ 雨漏りにより天井材が剥がれている状態（Before）

工事の流れ（解体〜張り作業）

1）安全養生・解体開始

床・建具・家具をしっかり養生したうえで、天井の解体を行います。落下物が出ないよう、周囲を確認しながら丁寧に撤去します。

名取市の天井張り替え工事で既存天井を丁寧に解体している様子 — 養生後、既存の天井材を慎重に解体していきます。落下物に注意しながら丁寧に作業を進めます。

▲ 既存天井の解体を慎重に進めている様子

和室の目透かし天井を解体し配線や下地を確認している作業中の様子 — 配線や下地の位置を確認しながら少しずつ解体を進め、破損や落下を防ぎます。

▲ 配線・下地の位置を確認しながら撤去

名取市で目透かし天井を丁寧に解体し内部状況を確認している様子 — 内部の状態を確認しながら解体を進めます。周囲の壁や建具を傷つけないよう慎重に作業します。

▲ 落下・破損を防ぐため、少しずつ解体を進めます

2）解体完了・下地点検

撤去後に下地の含水状況や強度をチェック。雨水が回っていないか、シミ・腐朽の有無を確認します。必要に応じて補修・補強を行います。

名取市の天井張り替え工事で既存天井の解体が完了し下地が見えている様子 — 解体が完了しました。下地の湿り具合や腐食がないかをここでしっかり確認します。

▲ 解体完了後の状態。下地の健全性を確認

3）目透かし天井材のカット（手鋸で加工）

目透かし天井材は、丸鋸で一気にカットすると割れ・欠けのリスクが高い素材です。今回はリスクを抑えるため、手鋸で丁寧にカットしています。

割れを防ぐため目透かし天井材を手鋸でカットして丁寧に加工している様子 — 目透かし天井材は割れやすいため、手鋸で丁寧にカットし素材を傷めないよう仕上げます。

▲ 手鋸で丁寧に加工。欠けや割れを防止

4）吊り補強を入れて張り作業

天井のたわみを防ぐため、必要箇所に吊り補強を行い、天井材を張っていきます。板の目・溝の通りを揃え、和室の雰囲気を崩さないように施工。

名取市で目透かし天井材の張り付け作業を開始している様子 — 目透かし天井材を丁寧に張り進めます。板の目地ラインを揃え、和室らしい美しい仕上がりを意識します。

▲ 張り付け開始。板の通りを丁寧に合わせます

天井のたわみ防止のため吊り補強を入れながら目透かし天井を施工している様子 — 天井のたわみを防ぐため、必要箇所に吊り補強を行いながら施工を進めています。

▲ 吊り補強を入れつつ張り進めます

5）張り完了・仕上がり確認

全体の目地ライン・面の平滑性を確認。見切り材との取り合いもチェックし、仕上げ工程へ進みます。

名取市で目透かし天井の張り替えが完了し綺麗に仕上がった施工後の様子 — 天井材の張り替えが完了しました。面の歪みもなく、均一で美しい仕上がりになりました。

▲ 張り完了。面のうねりもなく、きれいに収まりました

仕上げ作業（まわりぶち・最終確認）

6）まわりぶち取り付け前の調整（柱カット）

まわりぶち取り付け時に柱と干渉するため、必要最小限で調整カットを行います。構造に支障が出ない範囲で、見た目にも自然に仕上がるよう配慮します。

名取市で目透かし天井施工に伴い、まわりぶち取り付けのため柱をカットしている様子 — まわりぶち取り付け時に干渉する柱部分をカットし、仕上げの準備を行います。

▲ 干渉部分を最小でカットし、納まりを整えます

7）まわりぶち取り付け

部屋全体の雰囲気を壊さないよう、既存の色味・寸法に合わせて取り付け。継ぎ目・出隅の納まりも丁寧に処理しています。

目透かし天井の周囲にまわりぶちを取り付けている施工中の様子 — 天井と壁の取り合い部分にまわりぶちを取り付け、見た目を整えています。

▲ まわりぶち取り付けで仕上がりが引き締まります

8）完成（After）

目透かし天井の美しさが戻り、和室が明るく清潔感のある印象に。たわみ・浮きも解消され、長く安心してお使いいただける状態になりました。

名取市で目透かし天井張り替え工事が完了し美しく仕上がった施工後の室内全体写真 — 目透かし天井の張り替えが完了しました。和室本来の風合いが蘇りました。

▲ 施工完了（After）。和室の雰囲気を保った自然な仕上がり

お客様から頂いた実際の口コミ

今回の工事について、Googleマップに口コミをいただきました。
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◆ お客様の口コミ

★★★★★

名取市在住で、今回室内の雨漏り工事を依頼しました。見積りなども不明な箇所は丁寧に説明を受け、工事の状況なども随時、写真等で報告を頂き安心してお任せすることができました。

（名取市 / お客様の声）

今回のポイント（再発防止・品質面）

素材配慮：割れ・欠けリスクを考慮し、丸鋸ではなく手鋸カットで安全施工
下地品質：解体後に含水・腐朽の有無を点検、必要箇所は補修
耐久性：吊り補強でたわみを抑え、長期的に安定した天井面を確保
意匠性：目地ライン・まわりぶちの取り合いまで丁寧に調整し、和室の雰囲気を維持

施工データ

施工エリア：名取市
建物種別：木造（和室天井）
工事内容：目透かし天井張り替え（解体・下地点検・吊り補強・まわりぶち）
工期目安：1日

よくあるご質問

Q. 雨漏りの痕跡がある場合、天井張り替えだけで大丈夫？

A. 原因箇所の特定が重要です。上階・屋根・外壁・ベランダなど、侵入経路が別にあるケースも。張り替え前に原因点検をおすすめします。

Q. 工期はどれくらい？住みながらでも大丈夫？

A. 今回のような部分補修は1日程度で完了することが多く、住みながらの工事も可能です。養生・片付けまで配慮します。

名取市で天井の剥がれ・雨染みが気になったら、お早めにご相談ください

天井のシミ・剥がれは放置すると落下リスクもあります。早めの点検で費用負担も抑えられます。
和室の意匠を崩さず、丁寧に仕上げます。

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