▼ 目次(クリックで移動します)
擁壁塗装とは?必要な理由
擁壁(ようへき)とは、敷地の土が崩れないように支える壁のことです。
仙台市では傾斜地が多く、擁壁を設置している住宅が非常に多いのが特徴です。
擁壁塗装を行う目的は下記の通りです。
- 雨水の浸透を防ぎ、内部の鉄筋腐食を防ぐ
- カビ・苔の付着を防ぎ、劣化を遅らせる
- 外観の美観を保つ
- コンクリートの中性化を防止
擁壁は建物と違い「雨ざらし・紫外線」に常にさらされるため、塗装による保護が非常に重要です。

擁壁塗装が必要な劣化症状
次の症状が出てきたら、早めの塗装・補修をおすすめします。
① 苔・カビの発生
湿気の多い仙台では、冬〜春にかけて擁壁が苔だらけになるケースが多く見られます。放置すると内部に水分が浸透し劣化促進につながります。
② ひび割れ(クラック)
幅0.3mm以上のひび割れは雨水が内部に侵入するため、早急な補修+塗装が必要です。凍害でクラックが広がりやすいのも仙台市の特徴です。
③ 塗膜の剥がれ
擁壁は地面に近く、水はけの影響を受けやすいため、塗膜が剥がれると急激に劣化します。
④ 白華(エフロレッセンス)
白い粉状の物質が表面に浮き出る現象で、コンクリート内部の水分が原因です。塗装前に専用処理が必要になります。
⑤ コンクリートの中性化
雨水の浸透によってコンクリートの pH が下がり、鉄筋腐食 → 擁壁の強度低下につながる重要な劣化症状です。
ひび・剥がれは放置すると補修費用が3倍以上になることもあります。
仙台市での擁壁塗装費用相場
擁壁の大きさ・劣化・補修の有無によって費用は大きく変わります。
| 工事内容 | 費用相場(税込) |
|---|---|
| 擁壁の洗浄+塗装 | 50,000〜180,000円 |
| クラック補修+塗装 | 80,000〜250,000円 |
| 大規模な擁壁塗装(高さ2m以上) | 200,000〜450,000円 |
| 白華処理+専用下塗り | +10,000〜50,000円 |
擁壁は建物と違って足場不要のケースが多いため、費用は比較的抑えられます。
ただし、劣化が進むと「爆裂」と呼ばれる鉄筋露出が発生し、高額補修が必要になります。
擁壁塗装の工事の流れ
仙台市で一般的な擁壁塗装は、次のような流れで進みます。
- ① 現地調査・劣化診断
ひび割れ・苔・白華・塗膜剥がれの状況を確認し、補修の有無や塗料の種類を検討します。
必要に応じて、雨水の流れや排水状況もチェックします。 - ② 見積もり作成・ご提案
擁壁の高さ・長さ・劣化具合に応じて、
「洗浄+塗装のみ」「クラック補修+塗装」「白華処理込み」など複数パターンでご提案します。 - ③ 高圧洗浄・下地処理
コケ・カビ・汚れを高圧洗浄でしっかり落とし、必要に応じてワイヤーブラシ等でケレンします。
この工程が不十分だと、数年で塗膜が剥がれる原因になります。 - ④ クラック補修・白華処理
ひび割れには専用の樹脂モルタルやシーリング材を使用し、白華が出ている場合は
専用洗浄材や中和剤で処理してから下塗りに進みます。 - ⑤ 下塗り(プライマー)
コンクリート・モルタル擁壁専用の下塗り材を塗布し、上塗りとの密着性を高めます。
吸い込みの激しい擁壁では、下塗りを2回行う場合もあります。 - ⑥ 上塗り(2回塗り仕上げ)
耐候性・防カビ性に優れた水性塗料などを2回塗りし、仕上げていきます。
色は建物と調和するグレー・ホワイト系が人気です。 - ⑦ 最終確認・清掃・完了報告
仕上がりをお客様と一緒に確認し、周辺の清掃を行います。
kntリフォームでは、施工前後の写真をお渡しし、状態をご説明しています。
擁壁の劣化を放置するリスク
「見た目が汚れているだけだから…」と放置されがちな擁壁ですが、構造物として非常に重要な役割を担っています。
① ひび割れから雨水が浸透し、内部の鉄筋がサビる
クラックから雨水が浸透すると、内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートが剥がれ落ちる「爆裂」が発生します。 この状態になると、簡単な塗装では対応できず、はつり・左官補修・場合によっては造り替えが必要です。
② 倒壊リスク・安全性の低下
擁壁は敷地を支える重要な構造物です。劣化が進むと、ひび割れ・傾き・一部崩落などのリスクが高まり、通行人やご家族にとって危険な状態になることもあります。
③ 近隣トラブル・資産価値の低下
道路に面した擁壁が汚れ・ひび割れだらけだと、外観の印象が大きく損なわれます。
将来的な売却時にもマイナス評価となるケースが多く、資産価値の低下につながる可能性があります。
④ 補修費用が一気に高額になる
軽微なひび・汚れの段階なら数万円〜数十万円で対応できる工事が、 爆裂や大きなクラックまで進行してしまうと数十万〜100万円超の補修が必要になることもめずらしくありません。
「おかしいかな?」と感じたタイミングで点検・塗装を行うことが、結果的に一番安く済むポイントです。
仙台市で擁壁塗装業者を選ぶポイント
擁壁塗装は、外壁塗装と似ているようで少し専門性の違う工事です。 業者選びでチェックしておきたいポイントをまとめました。
① 擁壁の「構造」と「安全性」を意識しているか
単なる「塗り替え」ではなく、ひび割れ・白華・水の抜け道などを含めて診断してくれるかが重要です。 見た目だけでなく、構造としての安全性に触れてくれる業者は信頼できます。
② 下地処理・補修内容をきちんと説明してくれるか
見積書に「下地処理一式」とだけ書かれている場合は要注意です。 以下のような具体的な説明があるか確認しましょう。
- 高圧洗浄の有無・使用機械
- クラック補修の方法(Vカット・Uカット・シーリングなど)
- 白華処理の有無
- 使用する下塗り材・上塗り材の商品名
③ 施工事例・ビフォーアフターがあるか
実際に擁壁塗装を行った事例写真があるかどうかは、業者選びの大きな判断材料になります。 地元・仙台市近郊の施工事例が多い業者なら、凍害や気候条件を把握した提案が期待できます。
④ 保証内容・アフターフォロー
擁壁塗装にも、外壁塗装と同じように保証期間があります。 工事後の不具合に対して、どのくらいの期間・どこまで保証してくれるのか事前に確認しておきましょう。
kntリフォームでは、工事内容に応じて保証書を発行し、万が一不具合があった場合にも迅速に対応できる体制を整えています。
擁壁塗装に関するよくある質問
Q1. 擁壁塗装の工期はどのくらいですか?
長さや高さにもよりますが、2〜5日前後で完了するケースが多いです。 クラック補修や白華処理が多い場合は、もう少し日数がかかることもあります。
Q2. 冬でも擁壁塗装はできますか?
外壁塗装と同様に、気温5℃以上・湿度85%以下が目安です。 仙台市の冬場は条件がシビアになるため、春〜秋にかけての工事がおすすめですが、 条件を満たせば冬でも施工は可能です。
Q3. 塗装ではなくやり替えが必要なケースは?
大きなクラック・爆裂・擁壁自体の傾きが見られる場合は、構造的な補強工事や造り替えを検討する必要があります。 その場合は塗装業者だけでなく、構造に詳しい専門業者と連携して検討します。
\ 擁壁のひび割れ・汚れが気になる方へ /
写真を送っていただくだけで、劣化状況と必要な工事内容を無料で診断いたします。
まとめ|擁壁塗装は「下地処理」と「劣化状況の診断」が最重要
擁壁は家の安全を支える重要な構造物です。 見た目の汚れだけでなく、ひび割れ・白華・爆裂などの劣化は、放置すると大規模工事・高額費用につながるため注意が必要です。
- 擁壁の劣化は早期発見がもっとも費用を抑えるポイント
- 白華・ひび割れ・剥がれは要点検のサイン
- 塗装前の「洗浄・補修・下地処理」が耐久性を左右する
- 仙台市は凍害により劣化が進みやすいため定期点検が必要
- 業者選びは「写真提出・補修方法の説明・保証書」が決め手
大切な敷地を守る擁壁だからこそ、専門知識のある業者による診断が安心です。
\ 擁壁のひび割れ・劣化が気になる方へ /
写真を送るだけで無料診断できます。放置は危険なので早めの相談がおすすめです。

