「雨どいがグラグラしている」「金具がサビて折れそう」「雨どいが下がって雨があふれる」
仙台市では、冬の雪・凍結や強風の影響で雨どいの金具（支持金具）が劣化して起きるトラブルがとても増えています。
雨どい本体が無事でも、金具がダメになると…
- 雨どいが歪んで排水できない
- 外壁に雨だれ・水はね汚れが広がる
- 雪の重みで雨どいが落下する危険
- 雨漏りや凍害の原因になる
といった大きなリスクにつながります。
特に仙台市は、
- 湿気や潮風（沿岸部）
- 積雪・凍結による負荷
- 昼夜の寒暖差
が重なり、金具のサビ・外れが進みやすい地域です。
この記事では、仙台市で多い雨どい金具トラブルの原因と劣化サイン、修理の考え方を分かりやすく解説します。
目次
- 雨どい金具（支持金具）とは？役割を簡単に解説
- 雨どい金具の劣化サイン（サビ・外れ・変形）
- 仙台市で金具がサビる・外れる主な原因
- 放置するとどうなる？危険なリスク
- 修理・交換費用の相場（仙台市）
- 修理・交換のタイミング
- よくある質問（FAQ）
- 無料相談・お問い合わせ
雨どい金具（支持金具）とは？役割を簡単に解説
雨どい金具とは、雨どい本体を屋根の軒先や外壁面に固定する部材で、「雨どいを支える骨組み」のような存在です。
金具には主に次の役割があります。
- 雨どいの勾配（傾き）を保ち、雨水を正しく流す
- 雪や強風の負荷を受け止める
- 雨どい落下を防ぎ安全性を確保する
つまり、金具が劣化すると雨どい全体が機能しなくなります。
雨どい金具の劣化サイン（サビ・外れ・変形）
金具の劣化は、次のような症状で気づけます。
① 金具のサビ・腐食
金具表面が赤茶色に変色していたり、触るとボロボロ崩れる場合は要注意。
サビが進むと、折れて雨どいが落ちる直前の危険があります。
② 金具が外れて雨どいが下がる
雨どいが波打つように下がっている場合、金具が外れている・緩んでいる可能性が高いです。
③ 金具の変形（曲がり・ズレ）
雪の重みや強風で金具が曲がると、雨どいの勾配が狂い、雨水が溢れやすくなります。
④ 雨どいの継ぎ目から水が落ちる
金具のゆがみで雨どいがズレると、継ぎ目や落ち口から水漏れを起こすことがあります。
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仙台市で金具がサビる・外れる主な原因
雨どい金具は「雨・雪・風」を直接受けるため、仙台市では特に劣化が早く進みます。 ここでは実際の現場で多い原因をまとめます。
① 冬の積雪と凍結による重み
仙台市では、屋根に積もった雪が解けて再凍結することで雨どいに大きな荷重がかかります。 この繰り返しで金具が曲がる → 緩む → 外れるという劣化が進みます。
② 強風・突風による揺れ
沿岸部や高台では強風の影響が大きく、雨どいが揺さぶられて金具が緩みやすい環境です。
③ 海風・湿気によるサビの進行
仙台市は湿度が高く、場所によっては潮風の影響も受けます。 金属製の金具はサビが進み、強度が急激に落ちることがあります。
④ 施工不良（ビスの打ち込み不足・固定位置のズレ）
昔の住宅では「金具の固定が甘い」「ビスが短い」「支持間隔が広すぎる」などの施工不良も多く見られます。
⑤ 経年劣化による金具の腐食
雨どい金具の寿命はおよそ10〜20年。 経年で完全に腐食し、触ると折れるような状態のケースも珍しくありません。
放置するとどうなる？危険なリスク
雨どい金具の劣化を放置すると、家全体に様々なダメージが広がります。
① 雨どいが落下する可能性
サビた金具は突然折れることがあり、 雨どい本体の落下 → 物損や事故につながる危険があります。
② 排水不良になり雨があふれる
金具が外れて傾くと、雨水が正常に流れなくなります。
雨水があふれ外壁が汚れる → 劣化が早まる
③ 外壁に雨だれ汚れ・水はねが増える
雨が正しく流れないことで、外壁に黒いスジ状の汚れが残ります（雨だれ）。
④ 軒天への水回り → 腐食・カビ発生
水が軒天へ回り、シミや剥がれ、最悪の場合は雨漏りに発展します。
⑤ 大雪時に一気に破損する
弱った金具のまま大雪が積もると、 雨どい全体が一気に崩れるケースが多発します。
修理・交換費用の相場（仙台市）
劣化の程度・金具の種類・修理範囲により費用は変動します。 仙台市での一般的な目安がこちらです。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 金具の交換（1箇所） | 2,000〜4,000円 |
| 金具連続交換（5〜10箇所） | 10,000〜25,000円 |
| 金具＋雨どい部分交換 | 15,000〜40,000円 |
| 雨どい全交換（20m前後） | 60,000〜150,000円 |
| 雪害・風害による破損の保険申請サポート | 0円（保険適用可） |
⚠ 金具が折れている＝雨どい全体の変形が疑われる状態 のため、部分交換では済まない場合があります。
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修理・交換のタイミングは？
雨どい金具は、次のような症状が出たら早めの修理・交換が必要です。
- 金具がサビて赤茶色になっている
- 雨どいが下がって波打っている
- 金具が変形している・位置がズレている
- 金具が外れて雨どいがグラつく
- 大雪後に雨どいの排水が悪くなった
- 継ぎ目から水が垂れる・あふれる
1つでも該当する場合は、すでに金具の強度が落ちているため要注意です。
特に仙台市では、毎年の「凍結→融解」の繰り返しで内部腐食が進むため、早期点検が推奨されます。
よくある質問（FAQ）
Q1. 金具1つだけ外れている場合、部分交換で大丈夫？
部分交換で済むこともありますが、 大雪・強風が原因の場合、周辺の金具もダメージを受けている可能性が高いです。 数カ所の同時交換が安全です。
Q2. 金具がサビていても応急処置できますか？
応急的にワイヤーで固定する方法もありますが、あくまで一時的措置です。 サビた金具はいつ折れてもおかしくないため、交換をおすすめします。
Q3. 雨どい本体が歪んでいる場合はどうなる？
金具交換だけでは直らず、雨どい本体の交換が必要になることがあります。
Q4. 火災保険は適用できますか？
雪害・風害による破損であれば、火災保険が使えるケースが多いです。 申請サポートも行っていますのでお気軽にご相談ください。
Q5. DIYで金具交換はできますか？
危険が伴うためおすすめできません。 はしご作業は事故リスクが高く、固定位置を誤ると排水不良の原因になります。
無料相談・お問い合わせ
雨どい金具のサビ・外れは、放置すると雨どい全体の落下や外壁の劣化につながる重大なトラブルです。 仙台市は雪害・強風の影響を受けやすい地域のため、早めの点検・補修が建物を長持ちさせるポイントです。
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