仙台市で棟板金交換の費用と注意点|強風被害・雨漏りを防ぐために知っておくこと

仙台市で棟板金交換の費用と注意点を解説する記事のアイキャッチ画像。屋根の棟板金と強風被害をイメージしたイラスト。

仙台市は太平洋に面しており、台風や強風の影響を受けやすい地域です。

特に屋根の頂上部分に
取り付けられている
棟板金(むねばんきん)は風の影響を
最も受けやすく、浮きや外れ、飛散などのトラブルが多発しています。

棟板金が外れてしまうと雨水が
屋根内部に浸入し、雨漏りや下地材の腐食につながります。

さらに飛散した板金が近隣住宅や
通行人に被害を与えるリスクもあり、
早めの点検・交換が欠かせません。

この記事では、仙台市における
棟板金交換の費用相場・工事の流れ・
火災保険の活用方法・信頼できる業者選びについて詳しく解説します。

目次

棟板金とは?役割と重要性

棟板金とは、屋根の頂上部分(棟)を
覆う金属製の部材のことです。

スレート屋根や金属屋根でよく使われ、釘やビスで下地の木材
(貫板:ぬきいた)に固定されています。

主な役割は以下の通りです。

  • 防水性の確保
    屋根の接合部分から
    雨水が侵入するのを防ぐ。
  • 風への耐久性
    屋根材がめくれないよう
    押さえ込む役割。
  • 美観の維持
    屋根の頂上を覆い、
    住宅全体のデザイン性を整える。

このように棟板金は住宅を守る重要な部材ですが、固定している釘が
経年劣化で浮いてきたり、
台風や強風によって外れやすくなる
点が大きな弱点です。

そのため定期的な点検と
早めの補修・交換が必要になります。

名取市で棟板金を補修中の屋根点検作業の様子
宮城県名取市で行った棟板金の補修工事の様子。釘の緩みを直し、飛散防止の処置を行いました。

仙台市で多い
棟板金トラブル事例

仙台市は台風や春一番などの
強風被害が多く、棟板金の不具合が
発生しやすい地域です。

特に築10年以上の住宅では、
以下のようなトラブルが
よく見られます。

  • 釘抜け・浮き
    経年劣化により
    固定している釘が浮き上がり、
    板金が外れかけてしまう。
  • 板金の飛散
    台風や突風で板金自体が
    飛ばされ、屋根の防水機能が低下。
  • 貫板の腐食
    下地の木材が雨水で腐り、
    板金が固定できなくなる。
  • 雨漏り
    隙間から雨水が侵入し、
    天井や壁にシミ・カビが発生。

実際に仙台市内でも
「強風で棟板金が飛んでしまい、
近隣の車を傷つけてしまった」
といった相談も少なくありません。

被害を最小限に抑えるためには、
定期点検と早めの交換が重要です。

棟板金交換の費用相場

棟板金交換の費用は、劣化状況や
屋根の形状によって異なりますが、
仙台市での一般的な費用相場は
以下の通りです。

工事内容費用相場(仙台市)備考
棟板金の部分交換(1〜2m程度)2万〜5万円釘浮きや部分破損の補修
棟板金の全交換(20〜30m程度)10万〜25万円一般的な戸建て住宅の棟全体
貫板も交換する場合15万〜30万円木材下地が腐食しているケース

費用は「部分補修」で済むか「全交換」が必要かによって大きく変わります。

また、足場が必要な場合は
+15万〜25万円前後
追加されるのが一般的です。

仙台市では台風や雪害による
棟板金破損が多いため、
火災保険を活用して実質自己負担を
減らせるケースも少なくありません。

次章ではその詳細を解説します。

火災保険が
使えるケース

棟板金の破損は、自然災害が
原因であれば火災保険の補償対象
なる可能性があります。

仙台市では特に台風や突風、
大雪による破損事例が多いため、
保険を活用できるケースが
少なくありません。

保険適用になるケース

  • 台風や突風で棟板金が外れた・飛散した
  • 強風で釘が抜け、板金が浮いてしまった
  • 大雪や落雪の衝撃で板金や貫板が破損した

保険適用外となるケース

  • 経年劣化による釘の浮き・錆び
  • 定期点検不足による腐食
  • 施工不良が原因での破損

火災保険を申請する際には、
被害箇所の写真業者が
作成する調査報告書が必要です。

kntリフォームのような専門業者では、保険申請に必要な書類作成を
サポートしているため、
安心して申請できます。

交換工事の流れと期間

棟板金交換の工事は比較的短期間で
完了します。

仙台市での一般的な流れは以下の通りです。

  1. お問い合わせ・点検依頼
    まずは無料点検を依頼し、
    劣化状況を確認。
  2. 見積もり・プラン提案
    部分交換か全交換かを判断し、
    費用を提示。
  3. 既存棟板金の撤去
    浮いた板金や腐食した
    貫板を取り外す。
  4. 貫板の交換
    必要に応じて新しい木材や
    樹脂製の貫板に入れ替え。
  5. 新しい棟板金の取り付け
    防水シートを確認しつつ、
    釘やビスでしっかり固定。
  6. 仕上げ・点検
    全体を確認し、
    雨水の浸入がないかをチェック。

工事期間は、部分交換なら
半日〜1日全交換でも1〜2日程度で完了するのが一般的です。

ただし足場が必要な場合は、
設置と解体に
それぞれ半日〜1日ずつ追加されます。

信頼できる
業者選びのポイント

棟板金交換工事は
比較的短期間でできる工事ですが、
正しく施工しないと再び浮きや外れが発生しやすくなります。

仙台市で
信頼できる業者を選ぶ際には、
以下の点をチェックしましょう。

  • 資格の有無
    外装劣化診断士や雨漏り診断士が在籍しているか。
  • 施工実績
    施工事例を公開しているか。
  • 口コミや評価
    お客様の声やGoogleレビューを確認。
  • 見積もりの明確さ
    「一式」ではなく工事項目ごとに
    明記されているか。
  • 保証・アフターサービス
    工事後の保証や定期点検があるか。

よくある質問(Q&A)

Q1. 棟板金交換は
何年ごとに必要?

A. 一般的には10〜15年ごとが
目安ですが、仙台市は強風が多いため築10年を過ぎたら定期点検をおすすめします。

Q2. 火災保険を使うと
等級が下がる?

A. いいえ。自然災害による申請は
等級に影響しません。
安心して利用できます。

Q3. 部分補修と全交換、
どちらが良い?

A. 釘浮きや一部破損なら
部分補修で対応可能ですが、
貫板の腐食が進んでいる場合は
全交換を推奨します。

Q4. 工事中に
雨が降ったらどうなる?

A. 雨天時は基本的に
工事を中止します。
防水シートで養生するため
雨漏りの心配はありません。

名取市の住宅で屋根工事に伴い足場を設置した現場写真
名取市のお客様宅で屋根工事に向けて足場を組み立てました。安全第一で丁寧な施工を進めています。

まとめと
無料点検のご案内

仙台市で棟板金交換を検討する際の
費用相場は、部分補修で2万〜5万円、全交換で10万〜25万円前後が目安です。

貫板の交換や足場が必要な場合は
費用が上乗せされます。

台風や強風で破損した場合は
火災保険を活用できる可能性もあり、実質的な自己負担を
大幅に減らせるケースもあります。

被害が小さいうちに
点検・補修することで、
雨漏りや下地腐食といった
深刻なトラブルを防げます。

kntリフォームでは無料屋根点検
実施しています。

棟板金の状態が気になる方は、
ぜひお気軽にご相談ください。

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