目次
はじめに
外壁の目地やサッシまわりに施工される「コーキング材(シーリング材)」は、
建物を雨水や外気から守る大切な役割を担っています。
ところが経年劣化により、ひび割れや剥離などの症状が進行すると、
防水性が低下し雨漏りや外壁材の劣化を引き起こしてしまいます。
特に仙台市や名取市のように寒暖差や積雪がある地域では、
コーキング材の劣化が早く進むケースも多く、早めの点検・補修が重要です。
この記事では、コーキングの劣化症状を分かりやすくチェックリスト形式でご紹介し、
補修のタイミングや方法、信頼できる業者選びまで徹底解説します。
劣化症状チェックリスト
外壁コーキングの劣化症状は、見た目で判断できるケースが多くあります。
以下のチェックリストを参考に、ご自宅の外壁を確認してみましょう。
1. ひび割れ(クラック)
細かな線状のひびから始まり、大きな割れ目になると雨水が侵入します。
特に南側・西側など日当たりの良い面に多く見られます。
2. 剥離(はくり)
外壁材やサッシからコーキングが剥がれて隙間ができる状態です。
接着力が低下しており、雨漏りの大きな原因になります。
3. 破断(はだん)
コーキング自体が途中で切れてしまう症状です。
ゴムのような弾性が失われると外壁の動きに追従できず、隙間から雨水が浸入します。
4. 肉やせ(痩せ細り)
時間の経過とともにコーキングが収縮して痩せ細り、隙間が広がっていきます。
初期段階では気づきにくいですが、保護機能が低下しています。
5. 変色や汚れ
白やグレーだったコーキングが黄ばんだり黒ずんだりする症状です。
紫外線やカビによる劣化の前兆であり、注意が必要です。
6. カビや苔の発生
湿気の多い北側や日陰部分ではコーキング上にカビや苔が発生します。
防水性能の低下を示すサインでもあります。
チェックのポイント
- サッシ周り・外壁の目地・バルコニーの取り合いを重点的に確認する
- 症状が複数見られる場合は専門業者に点検を依頼する
補修が必要なタイミングと方法
劣化を放置すると外壁材や下地まで傷み、修繕費用が高額化してしまいます。
以下のタイミングで補修を検討しましょう。
補修が必要なタイミング
- ひび割れや剥離を発見した時点
- 新築から約10年前後
- 外壁塗装を検討する時期
- 雨漏りや室内にシミが出たとき
補修方法の種類
代表的な補修工法は以下の2つです。
1. 打ち替え工法
既存のコーキングを撤去し、新しい材料を充填する方法。
最も耐久性が高く、10〜15年に一度の施工が理想です。
2. 増し打ち工法
既存のコーキングの上から新しい材料を充填する方法。
短期間で施工でき費用も抑えられますが、耐久性は打ち替えより劣ります。
使用するコーキング材の種類
- 変性シリコン:寿命7〜10年、標準的でコスパが良い
- オートンイクシード:耐久20〜30年、長期的にメンテ費用を抑えたい方におすすめ
- PU(ポリウレタン)シーリング:柔軟性が高いが紫外線に弱く、塗装との併用が必要
費用の目安
- 打ち替え工法:800〜1,200円/m
- 増し打ち工法:500〜900円/m
外壁全体の目地を打ち替える場合、30〜80万円前後が目安。
外壁塗装と同時に行えば足場代を節約できます。
信頼できる業者の選び方
補修を成功させるためには業者選びが最重要です。以下の点をチェックしましょう。
1. 施工実績が豊富かどうか
仙台市や名取市での施工事例を公開しているかどうかを確認。
地域密着型の業者は気候や建物特性に詳しく安心です。
👉 施工事例一覧 をご参照ください。
2. 詳細な見積もりを出してくれるか
材料名・数量・単価が記載されているか確認。
不透明な見積もりは追加請求のリスクがあります。
3. 資格や保証の有無
外装劣化診断士・雨漏り診断士が在籍しているか、施工保証があるかを確認しましょう。
👉 実際のお客様の声は お客様の声 に掲載しています。
4. 工事中の報告体制
写真付きで工事の進捗を報告してくれる業者を選ぶと安心です。
まとめ
外壁コーキングは劣化すると建物全体の耐久性を損なうため、
定期的な点検と適切な補修が欠かせません。
特に仙台市や名取市のような地域では劣化が進みやすいため注意が必要です。
劣化症状を見つけたら早めに補修を検討し、信頼できる業者に依頼しましょう。
kntリフォームでは、無料点検から見積もり、
施工、アフターサービスまで一貫して対応しています。

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外壁コーキングの劣化を放置せず、正しい補修と業者選びで住まいを長持ちさせましょう。