仙台市の住宅では、屋根や
外壁と同様に破風板(はふいた)の
剥がれや腐食がよく見られます。
破風板は屋根の側面に取り付けられ、風雨や紫外線から建物を
守る重要な部材ですが、
普段は意識されにくいため劣化が
進んでも気づかないことが多い部分です。
「塗装が剥がれて木材が見えてきた」「破風板が浮いて隙間ができている」
などの症状を放置すると、雨漏りや
外壁の劣化、最悪の場合は
板の落下事故に
つながる恐れもあります。
本記事では破風板の役割、
剥がれや腐食の原因、修理方法と
費用相場、放置リスクについて
詳しく解説します。
目次
破風板とは?
役割と重要性
破風板は、屋根の端(妻側)に
取り付けられる板で、見た目を整えるだけでなく、建物を守る役割を
担っています。
- 雨風からの保護:
強風や雨が屋根内部に
吹き込むのを防ぐ。 - 屋根の固定補強:
屋根材を押さえる役割を果たし、
全体の強度を高める。 - 外観の美観:
建物の輪郭を整え、
デザイン性を高める。 - 防火機能:
板金や不燃材を用いることで
延焼を防ぐ効果も。
破風板は紫外線・雨風の影響を
直接受けるため、住宅の中でも特に
劣化が進みやすい部位といえます。
剥がれや腐食が
起きる原因
仙台市で破風板の劣化が
進行する原因には、
以下のようなものがあります。
- 紫外線や雨風の影響:
塗膜が剥がれ、
木材部分がむき出しになる。 - 経年劣化:
築15年以上経つと
腐食やひび割れが増える。 - 施工不良:
固定が不十分な場合、
浮きや隙間が発生しやすい。 - 台風や積雪:
強風で板が外れたり、
雪の重みで変形することがある。 - 小動物の被害:
鳥やコウモリが隙間から侵入して
内部を傷めることも。
放置するとどうなる?破風板劣化のリスク
破風板の剥がれや腐食を放置すると、住宅全体に悪影響が及びます。
- 雨漏りの原因に:
隙間から雨水が侵入し、
屋根裏や外壁を劣化させる。 - 外壁や軒天の劣化:
破風板の隙間から湿気や水分が
まわり、広範囲に劣化が広がる。 - シロアリ被害:
腐った木材部分からシロアリが
発生するリスクが高まる。 - 美観の低下:
住宅の印象が古く見え、
資産価値が下がる。 - 落下事故の危険:
固定が弱まった破風板が落下し、
事故につながる可能性。
破風板修理の方法と
費用相場
仙台市で行われる破風板修理の
代表的な方法と費用相場は
以下の通りです。
塗装による補修
劣化が軽度であれば、塗装を行う
ことで防水性・耐久性を回復できます。
- 費用相場:5万円〜10万円
(30坪住宅) - 耐用年数:5〜10年
部分交換
腐食が部分的な場合は、その部分だけ交換します。
- 費用相場:2万円〜8万円
- 工期:半日〜1日
破風板全交換
劣化が進んでいる場合は、
新しい破風板に交換します。
- 費用相場:10万円〜30万円
- 工期:1日〜2日
板金カバー工法
木製破風板の上からガルバリウム鋼板などを被せる方法です。
腐食を防ぎ、長寿命化できます。
- 費用相場:15万円〜40万円
- 耐用年数:20年以上
火災保険が
適用されるケース
自然災害による破風板の破損は、
火災保険で修理費用が
補償される場合があります。
- 台風の強風で破風板が外れた
- 雪の重みで変形・破損した
- 飛来物がぶつかって破損した
ただし、経年劣化や
施工不良は対象外です。
保険申請の際は、
施工事例や点検報告を
提出することが重要です。
信頼できる
業者の選び方
破風板修理は専門知識が必要なため、業者選びが重要です。

まとめと
無料点検のご案内
仙台市で破風板の剥がれや腐食を
放置すると、雨漏り・外壁劣化・
シロアリ被害・落下事故など
深刻な被害につながります。
修理方法は塗装・部分交換・全交換・
板金カバーなどがあり、費用は
2万円〜40万円程度が目安です。
台風や雪害による破損なら、
火災保険が
適用される場合もあります。
まずは専門業者に
点検を依頼することが、
安心とコスト削減の第一歩です。
kntリフォームでは
無料外装点検を実施しています。
仙台市で破風板の剥がれや腐食が
気になる方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
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