仙台市でガルバリウム鋼板リフォームを検討中の方へ|メリット・デメリット・費用相場と施工事例

仙台市でガルバリウム鋼板リフォームを解説する記事用アイキャッチ画像|kntリフォーム

仙台市・名取市など宮城県内で
屋根や外壁のリフォームを考える際に、いま注目されているのが
ガルバリウム鋼板です。

従来はスレート屋根やトタンが
主流でしたが、台風や積雪、
寒暖差の激しい仙台の気候では劣化が早まりやすいのが現実です。


そこで「耐久性」と「軽量性」を
兼ね備えたガルバリウム鋼板が、
住まいを守る次世代素材として
人気を集めています。

✔ 長持ちする屋根にしたい
✔ 地震や積雪に強い家にしたい
✔ 外観もおしゃれにリフォームしたい
こうしたニーズに応えられるのが、
ガルバリウム鋼板です。

目次

ガルバリウム鋼板とは?特徴と他屋根材との違い

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%
組み合わせた合金で
メッキされた鋼板のことです。

アルミの耐食性と亜鉛の防錆性を
併せ持つため、従来のトタンよりも
サビに強く、寿命が長いのが
大きな特徴です。

1970年代にアメリカで開発され、
日本では1990年代以降に
住宅用の屋根や外壁材として
広く使われ始めました。

現在では25〜35年の耐久性を誇り、
メンテナンスの手間を大きく減らせることから注目されています。

従来の屋根材との違い

  • トタン
    安価だがサビやすく、
    耐久性は10〜15年程度
  • スレート
    コストは手頃だが15〜20年で
    塗装必須

  • 耐久性は50年以上だが重く、
    耐震性に不利
  • ガルバリウム鋼板
    軽量・高耐久・サビに強く、
    仙台市のような気候に適している

特に軽量性は大きなメリットで、
瓦の約1/10の重さしかありません。


地震や積雪の影響を受けやすい
仙台市では、住宅への負担を
軽減できる素材として
高い評価を得ています。


ガルバリウム鋼板の
メリット

仙台市でガルバリウム鋼板が
選ばれる大きな理由は、
そのメリットの多さにあります。

屋根材や外壁材として
特に評価されるポイントを
整理しました。

1. 耐久性が高い(25〜35年)

アルミと亜鉛の合金メッキにより、
サビや腐食に強く、耐久年数は
およそ25〜35年とされています。


スレート(15〜20年)や
トタン(10〜15年)と比較すると
約2倍以上の寿命を期待できます。

2. 軽量で耐震性に優れる

ガルバリウム鋼板は瓦の約1/10、
スレートの約1/3の重さしか
ありません。


住宅の構造体にかかる負担を
軽減できるため、
地震の多い宮城県では
大きな安心材料となります。

3. サビに強い

海風や積雪による水分の影響を
受けても、従来のトタンよりはるかに
サビにくいのが特徴です。


沿岸部の塩害エリアや雪害が
多い仙台市でも安心して
使える素材です。

4. メンテナンスコストを
削減できる

塗装の頻度が少なくて済み、
20年近くノーメンテナンスでも
問題ないケースもあります。


結果的にトータルコストで
経済的になる点が魅力です。

5. デザイン性が高い

カラーや形状のバリエーションが
豊富で、モダンから和風まで幅広い
住宅にマッチします。


近年は縦葺き・横葺きのデザインも
進化し、外観をおしゃれに
演出できます。


ガルバリウム鋼板の
デメリットと注意点

どんな素材にも欠点はあります。

ガルバリウム鋼板を選ぶ際に
知っておくべき注意点をまとめました。

1. 初期費用が高め

スレートやトタンに比べると、
材料費・施工費がやや高額です。


ただし耐久性が高く塗装回数を
減らせるため、長期的にはコストを
抑えられる場合が多いです。

2. 防音性が低い

金属屋根のため、雨音や風音が
響きやすい傾向があります。
防音性を高めるには、断熱材や
遮音シートの併用がおすすめです。

3. 断熱性が低い

ガルバリウム鋼板自体は
熱を通しやすいため、
夏場は屋根が高温になりやすいです。
ただし近年は断熱材付きの製品や
通気工法の採用で、快適性を
確保できるようになっています。

4. 傷がつくとサビやすい

表面に傷が入ると、そこからサビが
進行する可能性があります。


施工時に注意することはもちろん、
定期点検で早期発見・補修することが大切です。


仙台市での
費用相場と施工方法

ガルバリウム鋼板は優れた
耐久性を持つ一方で、施工方法や
工事内容によって費用が
大きく変わります。

ここでは仙台市で多い屋根・外壁
リフォームの費用目安を紹介します。

屋根リフォームの費用相場

  • 屋根カバー工法
    (既存屋根の上にガルバリウム鋼板を重ねる方法)
    → 約120〜180万円
    (30坪・足場代込み)
  • 屋根葺き替え工法
    (既存屋根を撤去し、
    新しく葺き直す方法)
    → 約150〜250万円
    (30坪・廃材処分費込み)

外壁リフォームの費用相場

  • 外壁カバー工法
    (既存外壁の上に
    新しくガルバリウム鋼板を施工)
    → 約120〜200万円
    (30坪住宅)
  • 外壁張替え工法
    (古い外壁を撤去して
    張り直す方法)
    → 約150〜250万円

工事費用は「施工面積」「下地の状態」「足場の有無」によって前後します。


また、断熱材付きパネルや
デザイン性の高いタイプを選ぶと、
費用が2〜3割増しに
なる場合もあります。

施工方法の違い

仙台市でよく選ばれるのは
カバー工法です。

既存屋根や外壁の上から
施工できるため、工期が短く、
廃材処分費も抑えられるのが
特徴です。


ただし、既存下地が
劣化している場合は葺き替えや
張替えが必要になるため、
事前調査が欠かせません。


仙台市での施工事例

事例①|太白区|築25年木造住宅

既存スレート屋根が劣化し、
雨漏りも発生。


工事内容:
ガルバリウム鋼板による
屋根カバー工法+棟板金交換
費用:約165万円(足場代込み)
工期:10日間

事例②|名取市|築30年住宅

外壁モルタルのひび割れが進行し、
美観と防水性が低下。


工事内容:
外壁カバー工法
(ガルバリウム鋼板サイディング)
+シーリング打ち替え
費用:約185万円
工期:12日間

事例③|青葉区|築28年戸建て

屋根スレートに苔・ひび割れが多発し、塗装では対応不可。


工事内容:
屋根葺き替え工法
(既存撤去+新設ガルバリウム鋼板)
費用:約230万円
工期:14日間


他の屋根材との比較表

屋根材耐久年数重量メンテナンス初期費用
トタン10〜15年軽いサビやすく塗装必須安い
スレート15〜20年中程度塗装が10年ごとに必要比較的安い
50年以上非常に重い基本不要(割れ補修のみ)高い
ガルバリウム鋼板25〜35年非常に軽い塗装頻度が少ない中程度

業者選びのポイント

  • 外装劣化診断士が在籍しているか:下地の状態を正しく診断
  • 雨漏り診断士とのダブル資格
    原因究明〜施工まで一貫対応
  • 地域密着の施工実績
  • 仙台市・名取市の気候に精通
  • アフター保証の有無
    長期的な安心感を確保

名取市T様邸 屋根カバー工事のビフォーアフター|施工前と施工後の比較写真
名取市T様邸 屋根カバー工事の施工前と施工後を並べた比較写真

まとめ

ガルバリウム鋼板は、仙台市のように
台風・積雪・寒暖差の影響を受けやすい地域に最適な屋根・外壁材です。

  • メリット:
    高耐久・軽量・サビに強い
    ・デザイン性が高い
  • デメリット:
    初期費用が高め、防音・断熱性は
    工夫が必要
  • 費用相場:
    屋根カバー120〜180万円、
    葺き替え150〜250万円、
    外壁カバー120〜200万円

他の屋根材と
比べてもバランスが良く、
仙台市の住宅リフォームに
おすすめできる素材です。


リフォームを検討中の方は、
まずは外装劣化診断士による無料点検を受けてみてください。

お問い合わせはこちら
📞 022-204-3779